●在留資格認定証明書交付申請書の記入例(書き方)を紹介
在留資格認定証明書交付申請書の書き方を記入例とともに紹介します。
ここでは日本で学びたい人(留学生、日本語学校生など)を対象とした「留学」の書類を例に見ていきましょう。
書類は申請人等作成用の1から3、所属機関等作成用の1と2、全部で5ページあります。所属機関等作成用の2ページは学校が作成するものですので、申請人等作成用3ページ分の書き方を紹介します。
記入にあたっての注意点が2つあります。
(1)黒ボールペンを使い、日本語か英語で記入する。
(2)訂正する際は、間違った箇所を二重線で消して訂正印を押すか署名する。修正液は使わない。
【申請人等作成用1】
申請人用記入例1 ※クリックでPDFを表示します
※わかりやすくするため、記入例は赤字にしています。
1.国籍・地域
地域まで記入してください。
2.生年月日
西暦で記入してください。
3.氏名
パスポートの記載通りにアルファベットで記入してください。
4.性別
どちらかに○をつけてください。
5.出生地
国名、州(省)名、都市名まで記入してください。
例:中国の方→中国○○省○○市(県)○○号
その他の国の方→国、都市
6.配偶者の有無
どちらかに○をつけてください。
7.職業
申請書作成時の職業を記入してください。
8.本国における居住地
自国での住所を記入します。ここも国名だけではなく、州(省)名、都市名まで記入してください。
9.日本における連絡先
学校による代理申請を希望する場合には、学校の連絡先を記入してください。
10.旅券
現在有効なパスポートの番号と有効期限を記入します。申請時に自国においてパスポート申請中の場合は、(1)番号のところに「旅券申請中」と記入してください。
11.入国目的
申請する在留資格の□をクリックして選択します。P「留学」を選んでください。
12.入国予定年月日
入国する予定日を記入してください。審査結果がいつ出るかはわからないので、ここで記入した日付に必ず入国しなくてはならないということはありません。
13.上陸予定港
入国する予定の空港名を記入してください。
14.滞在予定期間
日本でどのくらい滞在する予定かを記入してください。
15.同伴者の有無
日本に入国する際、同伴者がいれば有を、いなければ無に○をつけてください。
16.査証申請予定地
自国においてどこで査証(ビザ)の申請を行うかを記入します。日本大使館のある自国の都市名を記入してください。
17.過去の出入国歴
過去に来日したことがある場合は有に○をして、今まで何回来日したかと一番直近で来日した日と出国した日を記入してください。パスポートの出入国スタンプや航空券の半券を参考に記入し、日付等間違えないようにしましょう。
過去に来日したことがない場合は無に○をつけます。
18.過去の在留資格認定証明書交付申請歴
過去に在留資格認定証明書交付申請をしたことがある場合は有に○をして、申請した回数と不交付となった回数を記入してください。
過去に申請したことがない場合は無に○をつけます。
19.犯罪を理由とする処分を受けたことの有無
日本国内だけではなく自国においても、起訴されて裁判所で裁判にかけられ罪が確定した (有罪となった)場合には有に○をし、どのような罪を犯したのか、その内容を具体的に記入してください。
罪を犯したことがないのであれば、無に○をします。
20.退去強制又は出国命令による出国の有無
過去に来日歴があり、退去強制事由と出国命令対象者について定められた入管法第24条に該当することにより出国したことがある場合は有に○をつけ、回数と直近の出国日を記入してください。
ない場合は無に○をします。
21.在日親族及び同居者
日本に親族などがいる場合は有に○をし、続柄(祖父母、両親、配偶者、子供、兄弟姉妹など自分とどのような間柄なのか)や氏名など必要事項を記入してください。同居者はルームシェアしている友人、同棲しているパートナー等がいれば記入します。
親族や同居人がいない場合は無に○をし、下の欄には「なし」と記入してください。
【申請人等作成用2】
申請人用記入例2 ※クリックでPDFを表示します
22.通学先
日本で通う予定の学校の情報を記入してください。
23.修学年数(小学校~最終学歴)
小学校から最終学歴まで、自国での修学年数を記入してください。
24.最終学歴
自国での最終学歴を記入してください。
25.日本語能力
日本語能力を証明できる情報を記入します。当てはまる□をクリックして選択し、必要事項を記入してください。
26.日本語学習歴
高等学校で教育を受ける予定の人は記入する必要があります。
27.滞在費の支弁方法等
日本にいる間の滞在費をどのように確保するのかについて記入します。当てはまる□をクリックして選択し、金額はすべて日本円で記入してください。
(1)支弁方法および月平均支弁額には月の平均額を記入します。
(2)経費支弁者
①氏名...証明書類にそって英字または漢字で記入
②住所...英字表記で省略せずに記入
③職業(勤務先の名称)...署名書類にそって勤務先の名称を正確に記入
④年収...収入証明書に記載された発行日を基準に、換金レートをもとに計算して日本円で記入。
※経費支弁者が無職で年収が書けない場合、年収を預金残高に訂正し、預金残高証明書の発行日を基準に、換金レートをもとに計算して預金残高を日本円で記入。
【申請人等作成用3】
申請人用記入例3 ※クリックでPDFを表示します
(3)申請人との関係
当てはまる□をクリックして選択してください。
(4)奨学金支給機関
当てはまる□をクリックして選択してください。
28.卒業後の予定
当てはまる□をクリックして一つだけ選択してください。
29以降は記入する必要はありません。