先輩Profile
農学部 生命科学科 4年
エン アンカ さん(中国出身)
子どもの頃、父が仕事で日本に出張をしたときに、いろいろなお土産を持って帰ってきてくれました。よくできていて繊細な、日本の素敵な文房具や食べ物。それを見て、こんな素敵なものを作れる国っていいなと思いました。この感銘があったからこそ、私の日本への好奇心が育っていきました。
その後、父から日本語を教えてもらっていた時期があったのですが、学んでいく中で、日本語は言葉通りではなく、言葉が持つニュアンスも含めて考えなければならない言語だと気づき、日本語は面白いなと言語としても興味を持つようになりました。
日本への留学を決めたエピソードがあります。
高校の時、友達と初めて日本に旅行で来たのですが、財布を無くしてしまったんです。忘れてきてしまったお店を思い出して、電話をしようにも日本語がまだ話せなかった頃。
ホテルのフロントの方に伝えると、お店に電話をかけてくれたうえ、遠くのお店まで車を出してくれて、無事に財布が戻ってきました。そこで「日本人はとても優しい」という印象を受けました。
この体験がきっかけで、父に日本に留学をしたいと伝えました。
今思えば、父は私から「日本に留学をする」と言うのを待っていたような気がします。父からは強要せず、自然と日本に関する情報が入る環境を整えてくれたことがすごくいい教育だと感じました。
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アクセス日本留学 編集部。外国人留学生のみなさんが日本の学校を見つけるための資料請求ができるWebサイト「アクセス日本留学」の運営や「外国人留学生のための進学説明会」を開催しています。
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