UPDATE | 2024年04月01日
将来の夢を叶えるためには、あなたにぴったりの学校を選ぶ必要があります。ここでは、外国人留学生のみなさんが日本の学校を選ぶときに役立つ「３つのポイント」を紹介します。
将来はどこでどのような働き方をしたいのか具体的にイメージができる人は、希望する職業に必要な「知識」や「技術」、「資格」を考え、それらを身につけることができる学校を探してください。将来は自国に戻り学んだことを活かして活躍したいのか、それとも日本での就職を希望するのかどうかも進路選びの重要なポイントです。
まだ進路決定に悩んでいる途中の人は、まず自分が興味を持ち、学びたいことを考えてみましょう。興味のある分野が見つかったら、対象の学校や学部、コースをどのような日本語で探せばいいかを調べてみましょう。
例えば、ビジネスについて大学で勉強したい場合は、「商学」、「経済学」、「経営学」などのキーワードで大学を探すことができます。デザインについて学びたい場合は「アート」「美術」「芸術」などのキーワードもありますが、それぞれ少し意味が違います。正しいキーワードで学校をさがすことが、より良い進路選択への近道です。
また、学びたい分野により、「大学院」「大学」「専門学校」など希望に適した高等教育機関を選ぶ必要があります。卒業までにかかる年数や、卒業後取得できる資格なども考慮したうえで、自分の目的に合った学校を探しましょう。
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学校に入学するには、「学力」「学費」「入学資格」の条件を満たしている必要があります。３つの条件が自分と合っているかを考えて志望校を選びましょう。
〈学力〉
学校によって求められる学力の種類やレベルは異なります。入学試験の点数だけでなく、日本語でのコミュニケーション能力や日本語教育機関の出席率を求められる場合もあります。どのような学力が求められるのか、希望する学校にあらかじめ相談しましょう。受験する年度よりも前に日本留学試験（EJU）や日本語能力試験（JLPT)を受験しておき、今の自分の点数を把握しておくこともおすすめです。昨今の留学生増加により、前年よりも合格点が上がることもあります。念のため志望校は１校ではなく、複数校ピックアップし、出願・受験できる準備をしておきましょう。
〈学費〉
入学金や授業料、施設利用費や教科書代など、入学が決まればまとまったお金が必要になります。せっかく試験に合格しても、入学金の支払いが間に合わないといった事態にならないよう、前もって計画を立てましょう。勉学がおろそかにならない範囲でアルバイトを続けて、必要な学費を貯めることができるか計算してみましょう。学校によっては学費の分納が可能な場合や、独自の奨学金や減免などの資金援助を用意している場合があります。引っ越しの必要があれば引っ越しにかかる費用など、学校に支払う費用以外も含めてまずはリストアップをして、いつ、どれくらいの金額が必要なのか事前に確認しておくとよいでしょう。
〈入学資格〉
日本の大学（学部）・短期大学・専門職大学・専門学校へ入学するためには、原則として正規の学校教育の12年の課程を修了している必要があります。学校独自の要件が求められることもあるので、入学資格があるかどうかわからない場合は、必ず志望校へ問い合わせましょう。
学校寮の有無や外国人留学生向けの授業、チューター制度など、外国人留学生のみなさんのための勉強や生活をサポートする体制は学校によって異なります。在学中だけではなく、就職支援や卒業生の就職実績など、卒業後の進路についてのサポートが整っているかどうかも確認しましょう。
そのほか、英語による授業のみで学位を取得するプログラムがある大学や、大学への編入コースがある専門学校など、学校によってさまざまな取り組みが行われています。自分に必要なサポートが受けられるかどうかも学校選びの重要なポイントです。
学校案内を読むときや、説明会でお話を聞くときには以上のポイントを参考にしてください。
学べる分野や学校の特徴など、詳細条件を設定して学校を探すこともできます。ぜひ自分に合った学校選びに活用してください。
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アクセス日本留学 編集部。外国人留学生のみなさんが日本の学校を見つけるための資料請求ができるWebサイト「アクセス日本留学」の運営や「外国人留学生のための進学説明会」を開催しています。
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