UPDATE | 2020年06月05日
外出できない状態の中、世界中でビデオ通話をする人が増えています。仕事や勉強だけではなく、友だちと話すのもオンラインになっている今、日本人はどのようなビデオ電話ツールを使っているのでしょうか?それぞれの特徴と共に紹介します。
INDEX
日本人が使っているメッセージアプリで最も有名なLINE。ビデオ通話機能があり、1対1で顔を見て会話できるだけではなく、グループラインを使って複数でビデオ通話することも可能です
日本人はLINEのアプリをスマートフォンかパソコンにダウンロードして使っている人がほとんどなので、すぐにはじめることができます。音声も聞こえやすく、時間無制限で使えます。一度に参加できる人数は200人です。
最大のメリットは無料だということ。他のビデオ電話ツールの無料版は、時間が制限されていたり、少人数しか参加できなかったりすることがほとんどです。この機会にたくさんの日本人が毎日使っているLINEをダウンロードしてみるのも良いかも知れません。
[PR]
LINEが登場する前から、日本人が長い間ビデオ電話ツールとして使い続けていたのがSkypeです。十年以上前から、日本では英語のオンライン授業や遠くにいる人とのミーティングでよく使われていました。「他のビデオ電話ツールは慣れていないけど、Skypeならわかる」という人も多いようです。
無料版で参加できる人数は最大50名。お互いにSkypeをダウンロードしている場合は、通話も簡単に始められます。録画することもできるので、プライベートとビジネス両方で使いやすいツールだと言えるでしょう。
2020年3月28日、オンライン飲み会サービス「たくのむ」が使えるようになりました。「たくのむ」の長所は、アプリをダウンロードしなくてもURLをクリックするだけで飲み会に参加できるところ。
「たくのむ」のホームページを開いて、「飲み会ルームを作成する」ボタンを押すと飲み会の時間を自分で選べます。どのくらいの時間になるかわからなくても大丈夫。終了時間を決めないで飲み会ルームを作ることもできます。
無料版なら6人まで参加できます。「LINE」や「Skype」と比べて参加できる人数が少ないと感じるかも知れませんが、ダウンロードしなくても良いので気軽に始められます。
注意:日本では20歳になっていない人はお酒を飲んではいけないルールがあるので注意してください。
日本では芸能人も使うようになった「Zoom」や、「たくのむ」と同じようにURLをクリックするだけでビデオ通話が始められる「Whereby」などもあります。
「Zoom」はアプリをダウンロードしたほうが音がきれいに聞けるのでおすすめです。100名まで一緒に話せますが、無料版で3人以上参加するときは1回40分までしか使えないので注意しましょう。
「Whereby」の無料版は、4人までですがURLを教えるだけで参加できるので便利です。「Whereby」は仕事で使う人が多いので、先生や先輩など、立場が上の人と話すときは「たくのむ」より「Whereby」のほうが良いかも知れません。
「会うことがなくなった遠くにいる友だちと、ビデオ電話ツールで再会できた」 最近、ビデオ通話ツールを使い始めた人たちからこんな話をよく聞きます。 話す相手と離れた場所にいても、顔を見て会話できるビデオ電話ツール。使えばきっと家で過ごす時間が楽しくなるはずです。
参考文献:
LINEみんなの使い方ガイド「LINEを使ったオンライン飲み会の楽しみ方」
Skype
たくのむ
Zoomミーティング
Whereby
PR TIMES「オンライン飲み会サービス「たくのむ」 リリースから1ヶ月間で110万人が利用、累計飲み会時間は50年を突破」
読書が好きなフリーライター。大阪で生まれ育ち2010年に上京。取材記事や書評、コラムを執筆。現在は文筆業のかたわら、都内の日本語学校で外国人に日本語を教えている。
2022年09月20日
2022年06月15日
2021年08月19日
2022年02月01日
2022年05月27日
2024年04月01日